Windows 10 の日本語変換の予測入力にある「クラウド候補」がなかなかいい感じ
はじめに
現在、Windows 10 Insider Preview build 10162 を試しているのですが、Windows 10 の Microsoft IME は今までの IME と比べるとずいぶん賢くなっている気がします。
おかしな変換をすることも少なく、これなら常用の IME として利用しても問題ない感じです。
会社の規約で、サードパーティー製の ATOK や Google 日本語入力をインストールできなかった方のストレスも幾分か軽減されるのではないでしょうか。
さて、Windows 10 の Microsoft IME には「予測入力」機能があります。
これはこれで中々に使いやすいのですが、Windows 10 では「クラウド候補」という、クラウド上の辞書を使用して予測候補を表示してくれるという優れた機能が追加になっています。
「クラウド候補」の設定方法と具体例を見ていきましょう。
設定方法
「予測入力」の設定は、まず、通知領域の「あ」または「A」を右クリックして、「プロパティ」をクリックします。
「詳細設定」をクリックします。
「クラウド候補を使用する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
なお、これで設定は終了ですが、Bing への通信が暗号化されているとはいえ、外部にデータを送信することには変わりはないので、会社でこの設定をする場合は十分に注意してください。
具体例
まずはお約束の「とある科学の超電磁砲」辺りを見てみましょう。
ちゃんと途中で予測変換がされてますね。右側の雲のマークはクラウド候補で表示したという意味のようです。
では、「おおかみこどもの雨と雪」はどうでしょうか。
こちらもちゃんと表示されますね。
なんと「ラッスンゴレライ」も予測候補に表示されました。
Google 日本語入力にも表示されないのにすごいですね!
辞書に載ってない単語も、クラウド候補があれば最新の辞書で予測変換ができるのでいい感じですね。
欲を言えば、クラウド候補がもう少し早くでることと、複数出てくれればいいなと思います。
おわりに
Windows 10 の Microsoft IME はかなり使いやすくなっているので、リリースまでにブラッシュアップされることに期待ですね。
特に、クラウド候補の発展に期待したいです。
と同時に、ATOK と Google 日本語入力が少し厳しい状況になるのかなという気がしないでもないですが、日本語入力にはそれぞれクセがあるのであまり心配しなくてもいいかもしれませんね。
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