Microsoft は Windows 10 と Edge で安全なインターネットを手に入れた
Windows を安全に使用するにためには、Windows Update を確実に実行して脆弱性を解消することが必要です。
実際にはそれでは不十分で、使用している全てのソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。
しかし、脆弱性をなくし、全てのソフトウェアを最新の状態に保つのは難しいことなのです。
一般ユーザーは、どのソフトウェアが危険であり、どんな脆弱性があるのか知らず、各ソフトウェアのアップデート方法を知らないのですから。
標的型攻撃などによる被害は、起こるべくして起きていると言って差し支えないでしょう。
標的型攻撃などで狙われるソフトウェアには、メジャーなものがあります。
まず、第一に挙げられるのはインターネットに直接アクセスするブラウザです。
ですので、ブラウザは常に最新の状態にしておく必要があります。
Internet Explorer や Edge なら Windows Update で、Google Chrome や Firefox なら自動更新で、Safari なら OS のアップデートという具合でソフトウェアを最新の状態に保ちます。
それ以外では、脆弱性御三家と呼ばれる、Adobe Flash Player, Adobe Reader, Oracle Java というものがあります。
脆弱性御三家には深刻な脆弱性が多く、標的型攻撃などの攻撃対象にもなりやすいです。しかも、かなりの頻度で脆弱性が公開される上に、セキュリティパッチの適用方法もまちまちで、まともに取り組もうと思ってもなかなか対応が難しいです。
ユーザーは攻撃者に対して常に不利な状況におかれています。
しかし、Windows 10 と Edge の登場で、この状況は一変します。
Windows 10 と Edge により、ブラウザと脆弱性御三家の問題が解消するのです。
具体的には、今まで Adobe Reader が担っていた PDF ビューアという役割を Edge に持たせ、Adobe Reader を不要のものにしました。
また、Adobe Flash Player は Edge の内部機能として組み込みました。
そして、Oracle Java は Edge 上で実行できないようにしてしまいました。
これにより、Windows Update を行うだけで、ブラウザと脆弱性御三家の問題が解消するのです。
ピンと来ないかもしれませんが、標的型攻撃などへの防御としてこれは画期的なことです。
Windows 10 と Edge の時代が来れば、インターネットが一気に安全なものになります。
企業などは Windows 7 からなかなか移行できないでしょうが、個人のアップグレード対象者はリリースから1年間は無料で Windows 10アップグレードできるので、アップグレードをおすすめしたいと思います。
お約束ですが、不具合があっても責任は取れないので自己責任でお願いしますね。
Windows 10 のリリースは、もうすぐです。
安全なインターネットを楽しみましょう!
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【MSの提灯持ち・廻し者さんへのコメント】
>Windows 10 と Edge により、ブラウザと脆弱性御三家の問題が解消するのです。
>具体的には、今まで Adobe Reader が担っていた PDF ビューアという役割を Edge に持たせ、Adobe Reader を不要のものにしました。
>また、Adobe Flash Player は Edge の内部機能として組み込みました。
→脆弱性の塊をブラウザの外から内に(ブラウザ内にビルド)したから安全になる理由が不明ですが?
本来、脆弱性の塊なんぞ、内も外も排除すべきでは?
具体的な根拠を提示して下さいな?(笑)
>お約束ですが、不具合があっても責任は取れないので自己責任でお願いしますね。
→・・・なんて無責任ですねえ?
ちゃんとした論拠・確証があっての安全宣言なんでしょう?
それを明示しなきゃあ?(笑)
投稿: 和製トランプ | 2017/03/14 06:27