Visual Studio の全機能を無料で使える Visual Studio Community 2013 を早速インストールしてみた
MS、「.NET」をオープンソース化、「Visual Studio」のフル機能無料版を公開
Microsoft が Visual Studio のフル機能を無料で使用できる「Visual Studio Community 2013」を公開しました。これは朗報ですね。
無料で利用できるユーザーは以下のようになります。
Visual Studio Community 2013は、フル機能が利用できるVisual Studioの無料版。利用可能なユーザーとしては、大学関係者、非営利団体従事者、オープンソース開発者、開発者5人以下の中小企業が挙げられている。
Microsoft の日本語訳が微妙らしく、実際は個人開発者も利用可能なようなようです。
折角なので、早速インストールしてみました。
まずは、Visual Studio Community の英語サイトにアクセスし、システム要件を確認します。ディスクの空き容量が 20 GB 必要とのこと。
Supported operating systems
- Windows 8.1 (x86 and x64)
- Windows 8 (x86 and x64)
- Windows 7 SP1 (x86 and x64)
- Windows Server 2012 R2 (x64)
- Windows Server 2012 (x64)
- Windows Server 2008 R2 SP1 (x64)
Hardware requirements
- 1.6 GHz or faster processor
- 1 GB of RAM (1.5 GB if running on a virtual machine)
- 20 GB of available hard disk space
- 5400 RPM hard disk drive
- DirectX 9-capable video card that runs at 1024 x 768 or higher display resolution
次に、Visual Studio Community の日本語サイトにアクセスし、画面下部の以下のボタンからダウンロードサイトに移動します。
まずは英語版をインストールします。
以下の [Install now] からインストールを開始します。
インストーラーをダウンロードして実行すると以下の画面が表示されるので、ライセンスの同意にチェックを入れ [Next] をクリックします。
とりあえず、オプションはデフォルトのままで [Install] をクリックします。
再起動を要求されるので、[Restart Now] をクリックして、Windows を再起動します。
再起動後もインストールは続き、インストールが完了すると以下の画面が表示されるので、[LAUNCH] をクリックして Visual Studio を起動してみましょう。
Microsoft アカウントはいらないかと思っていたら、起動時にまさかの Microsoft アカウントの入力が。入力しなくても起動できますが、とりあえずサインインして起動します。
Microsoft アカウントでサインインすると、なぜか Visual Studio Online のアカウント作成が当たり前のように要求されますが、ここは [後で行う] をクリックして処理をスキップします。
ようやく、Visual Studio を起動することができました。但し、これは英語版なので、一度終了してから日本語化します。
先ほどのダウンロードのページに戻って、「Visual Studio 2013 Language Pack」 の日本語をインストールします。以下の画面で、[今すぐインストール] をクリックします。
インストーラーをダウンロードして実行すると以下の画面が表示されるので、ライセンスに同意のチェックを付けて [インストール] をクリックします。
Visual Studio 2013 Express をインストールしていたら、以下のメッセージが表示されました。とりあえず、インストールは続くので後で Express をアンインストールします。
インストールが終了したら [閉じる] をクリックします。
問題ないと思いますが、先ほどの警告が表示されたので、以下の Express をアンインストールします。もう必要ないですしね。
- Visual Studio Express 2013 for Web
- Visual Studio Express 2013 for Windows
- Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop
これでもうまくいかないので、一度、Language Pack をアンインストールし、再インストールしました。しかし、ダメ。
.NET Framework と言語パックの全てと、Visual Studio Community 2013 をアンインストールして、再度チャレンジしたけどやっぱりダメ。
これ、言語パックのバージョンがおかしいのじゃないのでしょうか。
と思ったら・・・
Visual Studio を起動して、TOOLS >> Options >> Environment >> International Settings で、Language を「日本語」に設定して、Visual Studio を再起動すると、日本語版になった Visual Studio が起動します。
これが日本語になった Visual Studio Community 2013 です。
問題がないなら、余計なメッセージを表示しないで欲しいですね。
かなり時間を使ってしまいましたよ…。
とりあえず、日本語で Visual Studio Community 2013 が使えるようになりました。
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