[書籍] 【省エネ対応】 C#プログラムの効率的な書き方 を読んでみた
Entity Framework を触るようになって、LINQ の勉強をしっかりしないといけないといけないと思い、Amazon でポチったのが本書です。
LINQ といえばラムダ式(?)ですが、ラムダ式の解説を本書に期待していたのに、前書きでいきなり「ラムダ式の解説はしません」とありショックを受ける(笑)。
ま、まあ、気を取り直して、ネットでラムダ式を調べてみたのですが、ラムダ式は結局、デリゲートの進化形なんですね。
感じとしては、delegete → Action, Func の追加 → 匿名メソッド → ラムダ式 と進化してきて、ラムダ式は、(引数) => 式 で表記でき、慣れれば強力な機能のようです。
予習も済んだので、本書の話題に移ります。本書の副題は「LINQ to Objects マニアックス」とあるように、LINQ to Object についてかなり詳しく解説されています。
クエリ式の LINQ ではなく、LINQ メソッド についての解説が主です。加えて言えば、LINQ メソッドで、いかに短く、効率のいいプログラムを記述するかを追求しています。
まず使わないだろうということまで解説されていますが、それが逆に理解を深めたりするので、なかなか興味深い本ですね。
LINQ to Object と LINQ メソッドに興味があれば読んでみて損はないかと。
余談ですが、本書を読んでいると、自分が知っている C# が随分進化していることに気づかされました。int? といった null 許容型、 ?? 演算子なんていつの間にこんなものがという感じです。
Microsoft の技術にキャッチアップするのには、まだまだ勉強が必要なようです。
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