Android 版「Google日本語入力」リリース&試してみました
「Google日本語入力」Android版リリース - ITmedia ニュース
昨日、フライングぎみにアナウンスがされ情報が削除された、Android 版「Google 日本語入力」のベータ版がリリースされました。
Android 2.1以降に対応し、タブレット端末とハードウェアキーボードはサポート対象外とのことです。
機能はこんな感じです。
メールや地図検索、SNSへの書き込みといった「モバイルで典型的な状況で使われる単語」を中心に、PC版譲りの豊富な語彙を備えているとしており、例として「[東京都中央卸売市場」「秋葉原ラジオ会館」「立川黒部アルペンルート」といった地名や「徳川光圀」「織田信秀」といった人名を挙げている。
また「きょう」「いま」と入力すると今日の日付、現在時刻に変換したり、「1203」と入力すると「12月3日」「12:03」が変換候補として表示されるといった機能も備える。
で、実際に試してみました。
インストールして設定しようすると最初に表示されるのが以下の画面。いきなり「パスワードやクレジットカードを含む個人情報を収集するけどいいか?」と聞いてきます。
いや、いいわけないだろうと思い、simeji とかはどうか確認してみたところ、simeji でも同じようなメッセージが表示されます。ということは IME では一般的なこと?
まだ不安が残るので、パソコン版の Google 日本語入力のよくある質問を調べてみたところ以下のような記述が。ということは大丈夫?
入力した文字はGoogleに送信されますか。
入力した文字や文章がGoogle に送信されることはありません。
インストール時、またはプロパティ画面の[その他]タブにある[使用統計情報と障害レポート]のチェックボックスをオンにした場合には、お客さまがご利用のOS情報、カスタマイズ情報、打鍵数などの統計情報、クラッシュレポートがGoogleに送信されますが、ここでも、Google日本語入力を通じて入力された単語や文章が送信されることはありませんのでご安心ください。
Google が収集する情報の詳細につきましては、プライバシーポリシーもあわせてご覧下さい。
http://support.google.com/ime/japanese/bin/answer.py?hl=ja&answer=166771
もう少しを確認すると以下の設定が。統計情報の送信ですらオプトインなのだから、入力内容が Google のサーバーに自動的に送信されることはないだろうとようやく納得。でも、ユーザーに通知が必要とはいえ、問題がないのであればそれを分かるようにして欲しいですね。
さて、前置きが長くなりましたが、Android 版 Google 日本語入力はなかなかよくできています。ベータ版でこの仕上がりなら正式版はかなり期待ができそうです。
実際の画面は以下のようになります。ちょっとキーボードが大きいかなという気がしないでもないですが、パフォーマンスもいいですし、予測変換も秀逸。「とある」だけで、こんなに予測するとはという感じです。
また地味にうれしいのが、キーボードタッチ時のバイブレーションや、英字入力時に自動的に QWERTY キーボードに切り替わってくれることと、記号の入力が楽にできることです。
これならベータ版からでもメインで利用しても問題なさそうです。
正式版のリリースが待ち遠しいですね。
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