ライト、ついてますか
本タイトル: ライト、ついてますか―問題発見の人間学
コメント:
ワインバーグ氏の本を初めて読みましたが、この本は面白かったです。
妙なユーモアたっぷりでいて、問題解決について深い見識が述べられています。
少し、問題解決についての定義をいくつか見たいと思います。
正しい問題定義が得られたと言う確認は
人は問題が目の前に来ると、慌てて答えを見つけようとしますが、そもそも、その解こうとしている問題が、本当に正しいのかは分からないというお話。
決して得られない。
だがその確信を得ようとする努力は、
決してやめてはいけない。
すべての解答は次の問題の出所
いくら問題を解いても、新しい問題が出てくるというお話。現実もそうですね。
あとから調べてみれば、
何とも、問題解決することがイヤになるような定義ですが、問題解決をすることで不利益を被る人がいることを考えれば、仕方ないところでしょうか。。。
本当に問題を解いてほしかった人は
そんなにはいないものだ
いやぁ、深い。
現実に問題か起きると、脊髄反射的に反応してしまいがちですが、本当は何が問題なのか、誰の問題なのかなど、いろいろ考えなければいけませんね。
評価:
評価者: fnya
評価日付: 2006-12-11
著者: ドナルド・C・ゴース, G.M.ワインバーグ, 木村 泉
出版年月日: 1987-10
出版社: 共立出版
ASIN: 4320023684
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