2016/08/24

Chrome拡張機能を Microsoft Edge の拡張機能に変換する「Microsoft Edge Extension Toolkit」の使用方法


はじめに

先日、Microsoft が Chrome の拡張機能を、Microsoft Edge の拡張機能に変換する「Microsoft Edge Extension Toolkit」を公開しました。

まだ、Preview 版ということで不具合もあるようですが、簡単な拡張機能なら変換可能なようなので実際に試してみます。

Microsoft Edge Extension Toolkit のインストール

「Microsoft Edge Extension Toolkit」は Windows ストアアプリなので、Windows ストアからインストールします。なお、インストール要件は、Windows 10 Anniversary Update が適用されていることです。

Microsoft Edge Extension Toolkit」にアクセスして、インストールします。特に問題なくインストールできると思います。

 

Chrome 拡張の作成

今回は、以下のように「Hello world!」というメッセージを表示する、簡単な

Chrome の拡張機能を作成します。

edge01

 

Chrome 拡張の作成方法については、参考サイトを参考にしてください。ソースコードは以下で公開しています。

https://github.com/fnya/helloworld_chrome

 

拡張機能の作成が済んだら、Chrome の拡張機能を読み込みます。自作の拡張機能を読み込むには、「デベロッパーモード」にチェックを入れて、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」ボタンから、拡張機能のフォルダを選択して読み込みます。

edge02

 

なお、既存の拡張機能を変換したい場合は、Chrome の拡張機能の画面で「デベロッパーモード」にチェックを入れ拡張機能の ID を確認します。

拡張機能は以下の場所に保存されています。

C:\Users\[ユーザID]\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\[拡張機能ID]

 

Microsoft Edge 拡張機能への変換

まず、Chrome 拡張機能をフォルダごとコピーして別の場所で作業します。「Microsoft Edge Extension Toolkit」は、元ファイルの内容を直接変更してしまうのでご注意ください。

スタートメニューから「Microsoft Edge Extension Toolkit」を起動して、「Load extension to convert」 から Chromeの拡張機能のフォルダを選択すると、自動で変換処理が実行されます。

変換が済むと、以下のように自動的にファイルが追加されており、画面下に変換エラーが表示されるのでこのエラーをつぶしていきます。

edge03

 

エラー内容は以下のようになっています。

Errors (4)

appxManifest.xml Replace {DisplayName} with the correct names

appxManifest.xml Replace INSERT-YOUR-PACKAGE-PROPERTIES-PUBLISHERDISPLAYNAME-HERE with the correct names

appxManifest.xml Replace INSERT-YOUR-PACKAGE-IDENTITY-PUBLISHER-HERE with the correct names

appxManifest.xml Replace INSERT-YOUR-PACKAGE-IDENTITY-NAME-HERE with the correct names

どれも、appxManifest.xml の記載内容のエラーです。自動生成されたプロパティに文字を入力しろというエラーですね。

エラーメッセージをクリックすると該当箇所に移動するので、そこで修正をします。

エラーの修正が終わったら、「Save Files」を実行後、「Re-validate」を実行してエラーが標示されなければ修正完了です。

修正したソースコードは以下で公開しています(名称などは適当です)。

https://github.com/fnya/helloworld_edge

 

Microsoft Edge に拡張機能を追加する

通常は、Microsoft Edge の拡張機能は Windows ストアからでないとインストールできないので、自作の拡張機能をインストールできるようにします。

Microsoft Edge を起動して、アドレスバーに  about:flags  と入力すると以下の画面が表示されるので、「拡張機能の開発者向け機能を有効にする」にチェックを入れブラウザを再起動します。

edge04

 

 

すると拡張機能で以下の画面が表示さるので、「拡張機能の読み込み」から変換後の拡張機能を読み込みます。

edge05

 

拡張機能を実行すると、以下のようにうまくいっていることが分かります。

edge06

 

おわりに

まだ Preview 版ということで完成度がいまいちかもしれませんが、これが正式版になれば Microsoft Edge の拡張機能も増えてくるかもしれませんね。

ただ、使い方が分かりにくいのが残念ではあります。もう少し、使い勝手を向上させてくれることに期待です。

 

参考サイト


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