2016/07/30

Docker for Windows の正式版がリリースされたので早速試してみた


はじめに

Docker for Windows の正式版がリリースされたとのことなので、早速インストールして試してみました。

なお、Docker for Windows のシステム要件は以下のようになります。Hyper-Vが必要というのが個人用途ではネックになりそうですね。

  • 64bit Windows 10 Pro, Enterprise and Education (1511 November update, Build 10586 or later). In the future we will support more versions of Windows 10.
  • The Hyper-V package must be enabled. The Docker for Windows installer will enable it for you, if needed. (This requires a reboot).

Installation on Windows

なお、上記条件を満たさない場合は、Docker Toolbox というものが用意されており、こちらは Windows 7 以降の 64ビットで仮想化支援機能に対応している必要があります。

この記事では、正式な Docker for Windows を扱います。

Docker for Windows のダウンロード

Docker for Windows のダウンロード画面の、Stable channel のインストーラーをダウンロードします。

pic04

 

Docker for Windows のインストール

ダウンロードしたインストールファイルを起動すると以下の画面が表示されるので、利用規約に同意し「Install」をクリックします。

pic01

 

インストールが終了すると、以下の画面が表示されるので「Finish」をクリックします。すると、デスクトップに Docker for Windows のショートカットが作成され、Docker for Windows が起動します(画面表示なしです)。

pic02

 

Docker for Windows その前に

Docker for Windows を試用する前に、必要であれば以下の対応をしましょう。

IIS の停止

IIS が起動していると、Docker の邪魔になる場合があるので、あらかじめサービスを停止しておきます。

 

ブリッジ接続の作成

ノートパソコンなどで有線LANがない場合は、そのままでは Hyper-V を使用することができません。

この場合は、本来は Hyper-V マネージャーで仮想スイッチマネージャーで仮想スイッチを作成する必要があるのですが、Docker for Windows のインストーラーで「DockerNAT」というアダプタが自動で作成されるのでその必要はありません。

但し、ネットワークの設定でブリッジ接続の設定をする必要があります。

Wi-Fi  → DockerNAT の順番にコントロールキーを押しながらクリックし、右クリックから「ブリッジ接続」を選択します。

pic05

 

ブリッジの設定が有効になれば完了です。

 

Docker イメージのダウンロード

いよいよ本題です。Docker を起動後、コマンドプロンプトを起動して Dockerを操作します。なお、管理者権限は不要です。

まずは、「Docker Hub Registory」から Docker イメージを検索してそれからダウンロードするのですが、ちょっとはしょって centos:latest をダウンロードしてみます。

> docker pull  centos:latest

なお、docker pull の文法は以下のようになります。

> docker pull {イメージ名}:{タグ名}

 

すると、centos が Docker イメージに追加されます。確認するには、以下のコマンドを実行します。正しく追加されていますね。

> docker images
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
centos              latest              970633036444        7 hours ago         196.7 MB

 

docker コンテナの作成

docker run コマンドで、docker コンテナの作成・実行ができます。文法は以下のようになります。

> docker run [オプション] [--name {コンテナー名}] {イメージ名}[:{タグ名}] [コンテナーで実行するコマンド] [引数]

今回は、オプションに -i : 標準入出力、-t:tty(端末デバイス)の確保を設定します。

> docker run -it --name centos7 centos /bin/bash
[root@2f0e63e150c4 /]#

これでコンテナでコマンドを実行することができるようになります。

「Ctrl+d」でシェルを抜けすると、docker コンテナも終了します。

「Ctrl+p」+「Ctrl+q」で docker コンテナを終了することなくログアウトできます。

 

docker イメージを作成する

docker イメージの作成は、docker commit コマンドを使用します。

docker commit は以下のように実行します。

> docker commit {コンテナー名}|{コンテナーID} [{ユーザー名}/]{イメージ名

例えば、以下のようになります。

> docker commit centos7 fnya/apache

 

おわりに

Docker for Windows は通常の Docker と同じように違和感なく使用することができますね。

なお、Docker の CentOS 7 は SELinux がデフォルト有効になっているため、その問題を回避する方法が必要なのですが、それについては関連記事を参考にしてください。

 

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