2014/01/21

Visual Studio Express 2013 から GitHub を利用する


はじめに

Visual Studio Express 2013 では、無料版にもかかわらず、バージョン管理ツールとして Git を使用することができます。しかも、リモートリポジトリも利用可能です。

折角ですので、GitHub を Git のリモートリポジトリとして利用してみましょう。

Hello,world プロジェクトの作成

Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop で、”Hello, world !” のみを出力する簡単なコンソールアプリケーションを作成します。

namespace HelloWorld
{
  class Program
  {
    static void Main(string[] args)
    {
      Console.WriteLine("Hello,world !");
      Console.ReadKey();
    }
  }
}

Hello,world プロジェクトを Git で管理する

ソリューションを選択して右クリックメニューから、[ソリューションをソース管理に追加] をクリックします。

pic01

Git を選択して、OK をクリックします。

pic02

ツールバーの [表示] – [チームエクスプローラー] を選択して、チームエクスプローラーウィンドウを表示します。まだ、ユーザー名と電子メールアドレスの設定が済んでいないので、メッセージが表示されます。[構成] をクリックして情報を入力します。

pic03

ユーザー名、電子メールアドレスを入力して、[更新] をクリックします。

pic04

コミットメッセージを入力して、[コミット] をクリックします。

pic05

これで、ローカルリポジトリにソリューションがコミットされたので、GitHub の設定を行います。

GitHub でリポジトリを作成

GitHub で空のリポジトリを作成します。

GitHub のアカウントの作成方法は、以下の記事を参考にしてください。

GitHub で空のリポジトリを作成するには、ダッシュボードで、”Create repositories” をクリックします。

pic06

“New Repository”のリンクをクリックします。

pic07

リポジトリに “HelloWorld” を入力して、”Create repository” をクリックします。

pic08

表示されたリポジトリのアドレスをコピーして保存しておきます。

pic09

Visual Studio でリモートリポジトリ設定

Visual Studio に戻って、チームエクスプローラーウィンドウの [同期されていないコミット] をクリックします。

pic10

先ほど、GitHub でコピーしたアドレスをリモートリポジトリのテキストボックスに貼り付けて、[発行] をクリックします。

pic11

GitHub のアカウント情報が求められるので、ユーザー ID とパスワードを入力して、OK をクリックします。

pic12

無事に発行できたようです。

pic13

GitHub で確認

GitHub のリポジトリを確認すると、以下のように “HelloWorld” のソリューションが登録されているので、処理は問題なく行われていることが分かります。

pic14

コマンドラインツールのインストール

Visual Studio に戻って、チームエクスプローラーウィンドウのホームに移動すると、以下のようにサードパーティ製の Git コマンドプロンプトツールをインストールするか聞かれるので、[インストール] をクリックします。

pic15

[インストール] をクリックします。

pic16

「msysgitVS.exe」 がダウンロードされるので [実行] します。

pic17

Web Platform Installer が起動するので、[インストール] をクリックします。

pic18

[同意する] をクリックします。

pic19

[完了] をクリックしてインストール完了です。

pic20

これで、Visual Studio でサポートされていない Git の機能をコマンドプロンプトから実行できるようになりました。

変更をコミットしてみる

設定だけでは物足りないので、ソースコードを変更してコミットしてみましょう。

ソースコードの “Hello,world !” を “Hello, Mike !” と変更して保存します。

すると、ソリューションエクスプローラーに変更されたファイルが表示されるので、コミットメッセージを入力してコミットします。その後、[同期されていないコミット]をクリックします。

pic21

[同期] をクリックしてリモートリポジトリと同期します。

pic22

GitHub のソースコードを確認すると、以下のように “Hello,Mike !”と正しく更新されているのが確認できます。

pic23

おわりに

Visual Studio Express 2013 でも、Git によるバージョン管理、および GitHub というリモートリポジトリと連携できることが確認できました。

記事では取り上げませんでしたが、Bitbucket でも同様の処理ができたので、プライベートのリモートリポジトリサービスも問題なく利用できますね。

個人でも、バージョン管理システムを安全な環境で利用できるなんて、すばらしい時代になったものです。

是非、活用しましょう!

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