2012/04/21

MyJVN バージョンチェッカを自動実行して PC を安全に保つ方法


MyJVN バージョンチェッカとは

MyJVN バージョンチェッカ とは、IPA が無料で公開しているツールで、Flash Player, Adobe Reader, Java Runtime Environment など脆弱性で問題になりやすい製品が最新バージョンかチェックしてくれます。

ですので、定期的に MyJVN バージョンチェッカを実行することは PC を安全な状態に保つために重要です。ですが、毎回 IPA のサイトにアクセスして実行するのは面倒なので、チェックを自動的に行う方法をご紹介します。

MyJVN

※画面の JRE はエラーを出すために意図的に古いバージョンを使っています。

MyJVN バージョンチェッカをコマンドラインで実行する

MyJVN バージョンチェッカには、自動実行するためにコマンドラインで実行する方法が用意されています

コマンドラインは実行環境によってパラメータが異なり、Windows 7 の  64bit 版では以下のようになります。赤字部分は結果ファイルの出力先になります。

javaws http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/app/checkadvisercui?platform=cpe:/o:microsoft:windows_7:-:-:~-~-~-~x64~:-&benchmarkID=win7-64-vc&file=C:\sampledirectory\samplefile.csv

実行結果は CSV ファイルで出力され、最新バージョンでない製品には「×」印が付きます。

Result

 

Windows PowerShell を使用して自動実行する

Windows PowerShell と VBScript を利用して MyJVN バージョンチェッカを自動実行するようにします。なお、このスクリプトは Windows 7 64bit 版で動作確認しています。

Windows PowerShell はデフォルトでは外部スクリプトを実行できない設定になっているので、以下のエントリーを参考にして外部スクリプトを実行できるようにしてください。

そして、以下のファイルを UTF-8 形式で「MyJVNCheck.ps1」という名前で適当なフォルダに保存します。赤字部分は自分の環境に合わせて変更します。

#Win7(64bit)用。自分の環境に合わせる。 ref. http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/vccheckcmd.html 
$URL = "http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/app/checkadvisercui?platform=cpe:/o:microsoft:windows_7:-:-:~-~-~-~x64~:-&benchmarkID=win7-64-vc&file="

#出力結果ファイルパス。自分の環境に合わせる。
$RESULT_FILE_PATH = "C:\temp\MyJVNResult.csv"

$PARAMETER = $URL + $RESULT_FILE_PATH

#実行
javaws  -Xnosplash $PARAMETER

#待機
sleep(60)

#結果ファイルチェック
$lines = Get-Content -path $RESULT_FILE_PATH

$result = Select-String -pattern "×" -inputObject $lines[1] -quiet

if ($result -eq $true) {
  $message = "MyJVN バージョンチェッカでエラーが検出されました。"
  $message += "結果ファイル($RESULT_FILE_PATH)を確認してください。"
  $dialog = new-object -comobject wscript.shell
  $dialog.popup($message,0,"MyJVN バージョンチェッカエラー",0)
}

「MyJVNCheck.ps1」と同じフォルダに以下の内容を「MyJVNCheck.vbs」という名前で保存します。VBScript をあえて使用しているのは、実行時にコマンドプロンプトが表示されないようにするためです。

CreateObject("WScript.Shell").Run "powershell -file MyJVNCheck.ps1", 0

「MyJVNCheck.vbs」のショートカットを作成し、スタートメニューのスタートアップに保存すれば PC の起動時に自動的にチェックを行うようになります。タスクスケジューラに登録してもよいと思います。

そして、最新バージョンでない製品が見つかった場合には以下のようなメッセージが表示されるので、実行結果を確認して該当製品を最新バージョンにバージョンアップします。これで PC を安全な状態に保つことができます。

dialog


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