F-Secure Health Check - OSの設定やソフトウェアの安全性などをチェックしてくれるツール
1つ前のエントリーで、使用中のソフトウェアが最新で安全な状態であるかチェックする「MyJVN バージョンチェッカ」をご紹介しましたが、「F-Secure Health Check」はさらに多くの安全性をチェックしてくれるツールです。
F-Secure Health Check は以下のチェックを行います。
- PC のファイアーウォール、アンチウィルス、アンチスパイウェアが最新の状態かどうか
- ファイルを自動的にバックアップする設定になっているか
- OS や ブラウザ、メディアプレイヤーといった製品がセキュアな状態になっているか
上記チェックが終了すると、サマリーページで PC を安全にするにはどうすればよいのかのアドバイスが表示されます。
F-Secure Health Check の稼働環境は以下のようになります。
- Windows 7 (64-bit or 32-bit) or Windows Vista (64-bit or 32-bit) or Windows XP (32-bit)
- Processor: Intel Pentium III 600 Mhz (minimum)
- Memory: 256 MB of RAM (minimum)
- Internet Explorer 8 or Internet Explorer 7 or Internet Explorer 6 or Mozilla Firefox 3.5 or Mozilla Firefox 3.0
- Javascript enabled
- Java Runtime Environment (JRE) installed; at least version 6 build 10.
Java実行環境(JRE)のバージョン 6 Update 10 以上が必要なので、JRE がインストールされていない場合は以下よりインストールしてください。
また、JavaScript を有効にしておく必要があります。
最新かチェックする対象のソフトウェアは以下のものになっています(チェック結果より)。
- JRE
- Adobe Flash Player
- Adobe Reader
- Firefox
- Silverlight
- OS
Internet Explorer がチェック結果に表示されていませんが、OSに含まれているということでしょうか。対象ソフトウェアが明記されていないため分かりませんでした。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、F-Secure Health Check を利用するには以下のページを開きます。
そうすると、いきなり英語のページが表示されて驚いてしまいますが、以下の言語設定で日本語を選択すると、以降は全て日本語になりますのでご心配は不要です。
日本語の表示になったら、利用規約の同意にチェックを入れて「ヘルス チェックを実行する」ボタンを押します。
ここでしばらく時間がかかり、チェックが済んだら以下の画面が表示されます。アンチウィルス、アンチスパイウェア、ファイアーウォールのチェック結果が表示されています。
「次へ」ボタンを押すと、バックアップのチェック結果が表示されます。バックアップの設定はしていないので「見つからない」という結果になっています。
「次へ」ボタンを押すとプログラムのチェック結果を表示するのですが、ここで数分ぐらい時間がかかります。処理が完了すると以下のようにプログラムのチェック結果が表示されます。
「次へ」ボタンを押すと、チェック結果で問題がある部分の解決方法がアドバイスされます。
これで、F-Secure Health Check の操作は完了です。
F-Secure Health Check と MyJVN バージョンチェッカ は機能が違いますので、両方のツールをうまく使用して安全な PC 環境を維持していきたいですね。
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