2007/12/18

Win2008/VS2008を使用したアプリ開発セミナーに行ってきました


MSDNオフラインセミナー:Windows Server 2008 / Visual Studio 2008 を使用したエンタープライズアプリケーション開発の実践
日時:2007/12/17 18:30~20:00
場所:小田急ホテルセンチュリーサザンタワー

今日は久し振りにMSDNオフラインセミナーに参加してきました。

最近、勤務地が新宿から遠くなったので足が遠のいていましが、参加するといろいろと勉強になるので、また参加したいですね。

さて、今日はWindows Server 2008とVisual Studio 2008を使用したアプリケーション開発がテーマでした。

講師の方は小高太郎さんでした。今日の小高さんはスーツ姿にサンタ帽という不思議ないでたちでセミナーが始まりました。あ、すぐサンタ帽はとってしまいましたが。

今回は、かなり規模の大きな開発をケーススタディとして取り上げて説明していたので、新しいテクノロジーをどのように活用すればいいのか大分イメージがついてよかったです。

以下、備忘録メモ。

 

■WF(Windows Workflow Foundation)

今までも何回かWFの説明は聞いていたのですが、どうもピンと来なかったのですが、今日の説明でようやく理解できた気がします。

私の理解だと、WFはこんな感じだと思います。

「WFはGUIで業務フローをデザインし、各プロセス(アクティビティ)に業務ロジックを設定する。業務フロー処理はWFに任せてしまい、また変更の起きやすい業務フローをGUIで簡単に修正できるため開発生産性・保守性とも向上する」

業務フローをWFで先に作っておいて、そこに業務ロジックを組み込んでいくんですね。

この基本がブレていたので、今まで理解できていませんでした。

また、.NET Framework3.5には「ReceiveActivity」というアクティビティが追加になっていて、今まで手間がかかっていたWCFとWFの連携が簡単になったそうです。

あと、WFをサーバで動作させるには、ビジネスロジックをホストする必要がありますが、Windows Server 2008では、「WAS(Windowsプロセスアクティブ化サービス)」というものがあり、WASを使うと簡単にサーバにホストできるそうです。

 

■ASP.NET

ASP.NETでは、WFのインスタンスをローカル変数で持ってしまうと、ポストバックの度に変数が初期化されてしまい、WFがうまく動かないとのこと。

これは、WCFの「コンテキスト」を使用すればいいようです。コンテキストは、セッションのような仕組みをWCFでも使えるようにするもので、シリアライズしてセッションに入れておくことができるそうです。

あと、Visual Studio 2008では、ASP.NET AJAXの設定がWeb.configに記述され、Visual Studio 2005よりASP.NET AJAX開発が簡単になった模様。

 

■単体テスト

Visual Studio 2008 Professionalには、単体テスト機能とコードカバレッジ機能がついているようです。以前、コードカバレッジ機能を探したときに見つからなかったのですが、また調べてみようと思います。

(2007.12.18追記)
やっぱりないですね。いくら探しても見つからないので製品情報を確認したら、そももそProfessional版にはコードカバレッジ機能が付いていませんでした。リリースまで紆余曲折があったのかもしれませんね。

 

■高可用性

OS標準機能の「ネットワーク負荷分散(NLB)」を使用して、開発環境でも負荷分散で動作確認する方法のデモがありました。この発想は全くなかったので、非常に参考になりました。

また、クラスタ構成でASP.NETでセッション管理を行うと、サーバごとにセッション管理をしていてはうまくいきません。セッションを複数のサーバで共有するには以下の方法があるとのこと。

  • セッション用のサーバ(StateServer)を立てる
  • SQL Serverに永続化する
    • 無効なセッションはSQL Server Agentが削除してくれるらしい。すばらしい。」
  • 他のDBで永続化する

 

■関連セミナー

 


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コメント

お世話になります。マイクロソフトの小高です。
ちょっとだけ補足を・・・
>Visual Studio 2008 Professionalには、単体テスト機能とコードカバレッジ機能がついているようです。

Professionalに実装されているのは、単体テスト機能になります。コードカバレッジはTestEditionの機能なんですね。私の説明が足りなかった部分です。申し訳ありません、

小高さん、コメント&情報ありがとうございます。

多分、私が聞き違えただけだと思います。たまたま、VS2008Proでコードカバレッジが使えるのか使えないのか、いろいろ調べていたので何かのキーワードに反応してしまったのかもしれません。

セミナーやブログではいろいろ勉強さえていただいています。今後とも、よろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。
私もまだまだ未熟ですが、できる限り皆様のお役に立てるように活動していきたいと思います。

ちなみに、勢いあまって「コードカバレッジはTestEditionの機能」と書いてしまいましたが、正しくはDevelopmentEditionでした。申し訳ありませんでした。

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