2007/03/24

工数と開発期間の関係


ソフトウェア開発201の鉄則の原理148「不可能なことはするな」によると、完成したプロジェクトの99%は次の式に従っているとのことです。

この式では、Tが開発期間(要求仕様作成時から製品納入まで)で、PMが所要人月になります。

気をつけなければいけないのは、左辺と右辺をつなぐのは、等号(=)ではなく、不等号(>)だということです。

あくまでも、右辺の計算結果より開発期間(T)は長くなければいけません。

計算式は分かったのですが、3乗根の計算はパソコンではどうやればいいのでしょうか?

方法が分からなくて少しはまってしまいましたが、Excelで10の3乗根を計算するには次のようにセルに入力します。

     =10^(1/3)

ちなみに、Googleの検索ボックスに次のように入力して検索しても計算できます。

     10^(1/3)

Windowsに付属の電卓であれば、関数電卓を表示後、次の順番で入力すればOKです。

  1. 10 
  2. x^y 
  3. =

じゃあ、10人月という見積もりの開発プロジェクトはどのくらいかかるか計算すると、次のようになります。

     2.15 * (10^(1/3)) = 4.63203458

10人月の開発プロジェクトだと、4.6ヶ月以上かかるんですね。

プロジェクトの参加人数は、S字カーブを描くことを考えると、妥当な感じがします。

では、2倍の20人月では、どうなるでしょうか。

     2.15 * (20^(1 / 3)) = 5.83599788

工数は2倍になっても、期間は2倍にはなってませんね。これは、規模が大きくなれば増員によってある程度期間を短縮できるということでしょうか。

今度は、100人月の場合を見てみます。

     2.15 * (100^(1 / 3)) = 9.97941599

最初の10人月の10倍の工数ですが、期間は2倍程度に収まってますね。

この計算式は、プロジェクトの計画をする際に、とても役に立ちそうです。

まぁ、何はともあれ、無謀は開発計画は立てないようにしたいものですね。

 


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