[書籍]ストレスフリーの仕事術
この本は、デビッド・アレン氏が提唱するGTD(Getting Things Done)という仕事術の本です。日本語の監訳は、百式の田口元さんが行っています。
田口元さんは、ITmedia Biz.IDでもGTDの記事を書いてますね。
さて、この本は、最初に5章を読んでないとチンプンカンプンになりかねないので、まずは5章を先に目を通しておくことをお勧めします。私はチンプンカンプンになりました。。。
そして、1~4章はGTDの背景となっているデビット・アレン氏の考えがコラム形式でまとめられていて、それに関連する名言もたくさん載っています。
この本の考えの中で面白かったのは、「心のメモリ」という考え方です。
やりかけの仕事が何となく頭の中にたくさんあると、それだけでエネルギーを消費してしまいます。これは、「心のメモリ」が空いていない状態で、創造的なことに取り組めなくなってしまいます。
「心のメモリ」を空けるには、頭の中にあることをすべて書き出すことで、GTDの第1ステップになります。
なるほど、という感じです。
また、GTDでは「目の前にふってきた仕事はすぐさま片付ける癖」をつけることが重要だとされてますが、それに関して興味深いお話が載っていました。
偉大なフランスの陸軍元帥リョーテが庭師に1本の木を植えるように言った。庭師はその木は成長が遅く、本来の大きさに達するまでに100年かかると反対した。元帥はこう答えた。「それなら、一刻も早く植えなければ。今日の午後、植えたまえ!」
-ジョン・F・ケネディ-
私自身も、GTDを仕事に取り込み始めてから1ヵ月位経ちましたが、タスクを忘れることがなくなり、とてもいい感じです。
GTDツールには、check*padを使ってます。一時、Remember The Milkを使ってましたが、私は携帯からの使用頻度が高いので、check*padにしました。
なお、GTDについては、「はじめてのGTD(ITmedia Biz.ID)」を読むといいと思います。
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