2006/01/23

ClickOnceの真実


ClickOnceの真実

@ITにて、VS2005で提供される、ClickOnceの連載が開始されました。

ClickOnceは、VS.NET2003の時に提供されていた、ノータッチ・デプロイメントの後継技術になります。

ノータッチ・デプロイメントはスマートクライアントとも言われたりしますが、Webアプリケーションの機能を、Windowsアプリケーションのインターフェースで実現する仕組みです。アプリケーションはローカルには保存されず、毎回ダウンロードされて、常に最新の状態で実行されます。

しかし、ノータッチ・デプロイメントは、セキュリティ要件が厳しすぎて、あまり活用がされなかったようです。

そこで、後継技術であるClickOnceでは、以下のような機能が追加されています。

   ・ローカルにアプリケーションをインストールが可能になった。
   ・オフラインでもアプリケーションを動作させることができるようになった。
   ・セキュリティレベルを柔軟に設定することが可能になった。
   ・バージョンアップは起動時に通知されアップデートが可能。
   ・アップデートの障害時に備え、ロールバック機能あり。

私の解釈ですが、ClickOnceは、インターネットのインフラ上でクライアントサーバーシステムの構築を可能にし、更に自動バージョンアップ機能を備えたものだと思います。

こう考えると、Windowsアプリケーションに、Enterprise LibraryのUpdater Application Block(こちらを参照)という、アプリケーションのバージョンアップツールを組み合わせても同じじゃないかと思いました。その方がセキュリティの制約がないので、柔軟なアプリケーションが作れるのでよりよいかとも思いました。

しかし、Updater Application Blockの.NET Framework2.0対応版が存在していないんですよね。まだ存在してないだけなのか、今後も存在しないのかは分かりませんが。ClickOnceが.NET Framework2.0で提供されるために、存在意義がなくなったのかもしれません。

また、これから64bitのPCが出てくることを考えると、64bitに対応しているNET Frameworkは2.0だけなので、これから開発するアプリケーションはVS2005でClickOnceを使うものが多くなっていくのでしょうね。


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