Win2008/VS2008を使用したアプリ開発セミナーに行ってきました
MSDNオフラインセミナー:Windows Server 2008 / Visual Studio 2008 を使用したエンタープライズアプリケーション開発の実践
日時:2007/12/17 18:30~20:00
場所:小田急ホテルセンチュリーサザンタワー
今日は久し振りにMSDNオフラインセミナーに参加してきました。
最近、勤務地が新宿から遠くなったので足が遠のいていましが、参加するといろいろと勉強になるので、また参加したいですね。
さて、今日はWindows Server 2008とVisual Studio 2008を使用したアプリケーション開発がテーマでした。
講師の方は小高太郎さんでした。今日の小高さんはスーツ姿にサンタ帽という不思議ないでたちでセミナーが始まりました。あ、すぐサンタ帽はとってしまいましたが。
今回は、かなり規模の大きな開発をケーススタディとして取り上げて説明していたので、新しいテクノロジーをどのように活用すればいいのか大分イメージがついてよかったです。
以下、備忘録メモ。
■WF(Windows Workflow Foundation)
今までも何回かWFの説明は聞いていたのですが、どうもピンと来なかったのですが、今日の説明でようやく理解できた気がします。
私の理解だと、WFはこんな感じだと思います。
「WFはGUIで業務フローをデザインし、各プロセス(アクティビティ)に業務ロジックを設定する。業務フロー処理はWFに任せてしまい、また変更の起きやすい業務フローをGUIで簡単に修正できるため開発生産性・保守性とも向上する」
業務フローをWFで先に作っておいて、そこに業務ロジックを組み込んでいくんですね。
この基本がブレていたので、今まで理解できていませんでした。
また、.NET Framework3.5には「ReceiveActivity」というアクティビティが追加になっていて、今まで手間がかかっていたWCFとWFの連携が簡単になったそうです。
あと、WFをサーバで動作させるには、ビジネスロジックをホストする必要がありますが、Windows Server 2008では、「WAS(Windowsプロセスアクティブ化サービス)」というものがあり、WASを使うと簡単にサーバにホストできるそうです。
■ASP.NET
ASP.NETでは、WFのインスタンスをローカル変数で持ってしまうと、ポストバックの度に変数が初期化されてしまい、WFがうまく動かないとのこと。
これは、WCFの「コンテキスト」を使用すればいいようです。コンテキストは、セッションのような仕組みをWCFでも使えるようにするもので、シリアライズしてセッションに入れておくことができるそうです。
あと、Visual Studio 2008では、ASP.NET AJAXの設定がWeb.configに記述され、Visual Studio 2005よりASP.NET AJAX開発が簡単になった模様。
■単体テスト
Visual Studio 2008 Professionalには、単体テスト機能とコードカバレッジ機能がついているようです。以前、コードカバレッジ機能を探したときに見つからなかったのですが、また調べてみようと思います。
(2007.12.18追記)
やっぱりないですね。いくら探しても見つからないので製品情報を確認したら、そももそProfessional版にはコードカバレッジ機能が付いていませんでした。リリースまで紆余曲折があったのかもしれませんね。
■高可用性
OS標準機能の「ネットワーク負荷分散(NLB)」を使用して、開発環境でも負荷分散で動作確認する方法のデモがありました。この発想は全くなかったので、非常に参考になりました。
また、クラスタ構成でASP.NETでセッション管理を行うと、サーバごとにセッション管理をしていてはうまくいきません。セッションを複数のサーバで共有するには以下の方法があるとのこと。
- セッション用のサーバ(StateServer)を立てる
- SQL Serverに永続化する
- 無効なセッションはSQL Server Agentが削除してくれるらしい。すばらしい。」
- 他のDBで永続化する
■関連セミナー
- .NET Framework 3.0によるサーバアプリケーション開発セミナーに行ってきました
- Windows Server "Longhorn" 概要セミナーに行ってきました
- ASP.NET AJAX フレームワーク入門セミナーに行ってきました
- ASP.NET AJAXセミナーに行ってきました
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